BTは現地時間9月25日、Nortel NetworksのIP電話スイッチ「Communication Server 2000」をベースにした、政府機関および大企業向けの安全なホステッド型IP電話システム「BT Hosted Voice」を発表した。BTがNortelの技術を用いたBT Hosted Voiceというサービスを開始しているようです。既に匿名の大口顧客がサービスを利用しており、2008年1月からその他の顧客にも展開していくようです。
(中略)
Nortelのシステムをベースにしたことにより、BT Hosted Voiceの顧客はいずれ、NortelとMicrosoftの「ユニファイドコミュニケーション」プラットフォームも利用できるようになる。このプラッ トフォームには、ウェブカンファレンス、インスタントメッセージ、プレゼンス技術といった機能が含まれる。
Hosted ServiceはManaged Serviceと呼ばれているサービスとほぼ同様のサービスだと思いますが、キャリア側で電話系の制御を行い、企業側はIP回線および電話機を用意すれば簡単に電話系インフラを構築できるので、同様のサービスは今後ますます増えてくるでしょうね。
日本はインフラ面でのIP化は確かに進んでいるかもしれませんが、それはあくまでもインフラです。やはり、その上でどのようなサービスを展開できるのかが今後IP化がより進んで行くために必要な事ではないかと思います。