国富ファンド(国家機関が主体となって行う資産運用ファンド)とアメリカの貿易赤字の関係、イスラム金融の概要、格付け期間とモノライン保険会社、なぜトリプルAの格付けが必要だったのか、などが分かりやすい言葉で解説されているので、あまり金融知識のない僕でも理解できる内容でした。
また著者は日本の製造業が競争力を失わないためには以下の2つしかないと言い切ります。
ひとつは、徹底した効率化によりトータルのコストで競争力を向上させること。もうひとつは、まったく他社が追随できないような製品を提供することである。全社の道を極めたのがトヨタなら、後者の道を開拓したのが任天堂だ。”カイゼン”と”イノベーション”がキーなのでしょうね。
個人の働き方もこの2つが重要になっているような気がします。日々の仕事を常に見直しながら進める力と全く違う観点から物事に取り組む力。そういった力を個人でもつけておかないとグローバルなレベルで仕事はできないのかもしれません。
サブプライム後に何が起きているのか (宝島社新書 270) (宝島社新書 270)
posted with amazlet at 08.04.19
春山昇華
宝島社
売り上げランキング: 31
宝島社
売り上げランキング: 31
■今日の出来事
無事に成長してました。しかし頭の少し大きいような・・・。脳みそがつまっていると思っておきます!!
No comments:
Post a Comment